仕事の納期は、リスク、避け得ぬ遅れなど、ある種の遊び(余裕)を加味した実現可能な納期を提示するべきである。
そして、それをできる限り前倒しするよう、現場も管理も一体となって動いていくべきである。
人・もの・金といったリソースは限られている。
ギリギリの納期では、何か想定外の事象が発生した場合、挽回することが難しくなる。
限られたリソースで、負荷を増やし挽回しようとすると現場は疲弊し、結果、さらに納期が遅れたり、手戻りが発生してしまったりする。
発注側は、希望の納期を伝えるだけではなく、リソースを加味した上の納期を考えるべきである。
管理側は、実現可能な納期をためてるために、リソースの限界を把握しておかなければならない。
現場側は、納期そのものを短縮するために、生産性を高める改善をし続けなければならない。
現実は、納期が決まっているプロジェクトも多い。人・もの・金といったリソースに応じて、発注側、受け側調整の上、実現のレベルを取捨選択していくことが必要となる。
(2013/08/15)